カトウ歯科

住所

〒455-0874
愛知県名古屋市港区西福田3-801

電話番号

052-301-0118

診療科目

一般・小児歯科
予防歯科(PMTC、ブラッシング指導)
訪問診療・ホワイトニング

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歯周病治療について

歯周病は「歯の周りの病気」で、口の中の歯肉・骨を少しづつ破壊します。歯周病は気が付きづらく、自身で気が付いた時にはかなり進行している場合が多いため以下のような症状があれば、早期に歯科医院にて診てもらうことが大切です。

歯肉に炎症のある軽度の歯肉炎の状態や初期段階の歯周病であれば、治療によって容易に治りますが
放置してしまい歯を支えている骨が溶け始め、歯がぐらぐらする状態まで進行してしまうと
治療が困難となります。

症状と段階についてよくあるご質問関連記事

歯周病の段階と症状について

軽度の歯肉炎

軽度の歯肉炎は、歯に付着した歯石・歯垢などの細菌によって歯肉に炎症が起きた状態です。

こちらの段階での治療は歯の周囲に付着したプラークを取り除きます。
そして適切なブラッシングをすることが効果的なため、
「ブラッシング指導」をいたします。

初期段階での歯周病

細菌が歯と歯肉の間へ入り込み、歯と歯肉が少しづつ離れていきます。

こちらの段階で歯の周囲の歯石や歯垢をキレイに取り除き、
悪化を防ぐことが大切です。

中度の歯周病

中度の段階では歯と歯肉の間(歯周ポケット)から入った細菌が歯の根の部分まで入り、歯を支える骨を溶かしはじめ、歯がグラつくこともあります。

歯石除去および歯根面の清掃を行い、歯周ポケットへの清掃もいたします。
また、歯周病の進行具合によっては局所への薬物塗布・注入を行います。

重度の歯周病

歯ぐきが腫れて大きく下がり、歯を支える骨も溶けてしまった状態のため歯を触るとぐらぐらと揺れ、支えられなくなってしまい抜けることもあります。

重度な症状になってきますと歯周外科手術をいたします。
進行の改善が難しい時には抜歯を行うケースもあります。
そのため、できるだけ「中度・重度の歯周病の状態となる前」に
治療を行うことが重要です。

歯周病は他の全身疾患とも関係があることが分かっており、肺炎や気管支炎、心臓病、糖尿病、早産・低体重児出産のリスク等、重い疾患にも関わりがあると言われています。 そのため、歯周病の予防は体全体の健康にもつながります。今後の健やかな生活のためにも歯周病予防はとても大切です。

ホームケアについて

歯周病対策には、日々のご自宅でのブラッシングが欠かせません。
細菌の膜/バイオフィルムを予防し、口腔内を清潔に保つために必要な歯ブラシやペースト、
洗口液などのケア製品については お気軽に当院スタッフへおたずねください。

プロフェッショナルケア

ご自宅で日々しっかりとブラッシングをしていても、歯のすみずみまで綺麗に磨くことは困難なため、
予防歯科として歯科医院での定期的なケアをお勧めします。

バイオフィルムが硬くなってできる歯石も超音波を使った専門装置等で除去することが可能です。

歯周病治療のQ&A

歯ぐきがムズがゆい等、歯周病の症状がありますが
毎日歯磨きをしっかりとすれば治りますか?
軽度の歯周病の段階であれば、正しいブラッシングによって改善できます
歯周病の自覚症状がある段階にまで症状が進んでいますと、ブラッシングでの改善は
難しいため、一度歯科医院にて歯周病の段階について診てもらい、早期治療を行いましょう。
歯周病は10代や20代でもなるのでしょうか?
また40代や50代以上の方がなりやすいのでしょうか?
歯周病は年齢が若くてもなります。
若い頃からの適切なブラッシング等のケアが長年できていないことにより、
症状が進み、年を重ねてから歯周病に気が付くケースがあります。
日々のご自宅でのブラッシングと歯科医院での定期健診によって、
歯周病を未然に予防することが大切です。
歯周病にならないよう、歯みがきの際の歯ブラシ・ペースト選びも重要ですか?
有効な薬剤が入っているペーストもありますが、
最も大切なのはプラークを適切に除去すること
なので磨き残しのないよう、
歯みがきを行う事が大切です。
電動歯ブラシは通常の歯ブラシよりも歯周病に効果的ですか?
通常の歯ブラシに比べ電動歯ブラシは効率的に磨くことができますが、
電動歯ブラシにも多くの種類があり自分に合ったものを使用することが重要です。

使用される歯ブラシについて、悩まれる際にはご相談下さい。
歯周病に効果的な歯ブラシの毛の硬さはどうですか?
柔らか過ぎても、硬過ぎても良くないです。歯ぐきの状態によって、
どういった硬さのものが効果的か異なってくるため、こちらについてもご相談下さい。
歯周病治療が終わってから、どれぐらいで診てもらった方がいいですか?
治療が終わった後も3〜4ヵ月後にはご来院いただき、状態について確認した方が良いと思います。
また、痛み・症状が出てからでは進行している可能性が高いため、
歯周病について早めに発見をし早期治療を行いましょう。
歯周病になりやすい要因は何ですか?
日々の歯みがきが適切にできていないと、どんな方でも歯周病になる可能性はあります。
また歯ぎしり・食いしばり等のクセやストレス、糖尿病も
歯周病を進行させる原因と言われております。

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歯周疾患はサイレントディジーズ(静かなる病気)と言われ自覚症状がありません

愛知県名古屋市の歯医者、カトウ歯科です。
当院では、患者様に寄り添った診療を心掛け、麻酔等を用いた、
痛みを抑えた、不安のない歯科治療をご提供しています。

歯医者が怖い・歯科恐怖症の方は、是非当院へご相談ください。
優しく不安のない歯科治療で、歯の健康をサポートいたします。

先日、中日新聞朝刊へ
健康リスク高める歯周病防ごう 受診促すアプリ公開へ
という記事が掲載されておりました。

歯を失うリスクのある「歯周病」は、自覚症状のない静かな病気と言われています。
努力義務健診の働き盛りの高校卒からが歯周病に対する意識が疎かになる傾向にあります。
また40代では、多くの人が既に罹患していると言われています。

カトウ歯科では、予防歯科にも力を入れており、
歯科検診やご自宅でのケアアイテムを多く取り扱っております。

「痛くなってから治療」という方が大多数となっていますが、
病気が進行してしまうと、治療費用は勿論大切な歯を失うといった事態にも陥りかねません。

一度削ってしまった歯は元に戻らず、被せ物や詰め物で補うことになります。
そして被せ物の隙間から新たな虫歯に発展してしまう、といったことも。

ご自身の歯を長く健康に保つためには、定期的な歯科検診が重要です。

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